7月 21 2015

ちりめん山椒にも店の味

ちりめん山椒にも店の味

ちりめん山椒が京都土産の定番となり、いろいろな料亭や商店が作るようになりました。

ちりめん山椒は悪く言ってしまえば「ちりめんじゃこと山椒の実を、醤油、酒で炊き合わせただけの単純な料理」です。

それなら「誰が作っても味なんてたいして変わらないんでしょ」と思っちゃいますよね。

しかし、そこはプロの料理人。

プライドもあれば、オリジナリティーだって出したい。

少ない食材で作る料理だからこそ、創意工夫が必要になるものです。

実際に店によって、味の違いがあるといいます。

食べ比べて、自分好みの商品を見つけるのも楽しいですね。

食べ比べのポイントは大きく二つ。

「味付けの濃さ」と「ちりめんじゃこの硬さ」です。

薄い味つけで、柔らかに仕上げたものなら、ごはんの上にふわりと乗せて食べたいですし、硬めの濃い味なら食べ応えもあり、家飲みの酒肴にピッタリでしょう。

だいたい100g入りのものが1,000円前後で買えるので、用途に応じて選んでみましょう。

いろんなシーンで重宝します

ちりめん山椒の基本的な食べ方は「ごはんにかける」です。

佃煮とふりかけの中間にあるような食べ物ですから、あったかごはんに乗せて食べるのが、シンプルイズベストなわけです。

冷蔵庫で保存しておけば、2か月くらいは日持ちしますので、京都では一般家庭でも自分でちりめん山椒を作り、保存しておくのだそうです。

冷凍してしまうとしばらくは持つそうで、大量に作って小分けにして、ちょっとずつ食べる家も多いのだとか。

食事を軽く済ませたいとき、料理を作るのが億劫なとき、遅く帰宅した旦那さんのための夜食などに、とても重宝するのだといいます。

また、山椒の香りのピリッとしたからさが、食欲を刺激して、食の細まる夏でも比較的食べやすいので、夏バテ防止となるそうです。

夏の京都はただでさえ暑いうえに、大きなお祭りに送り火と立て続けにイベントがあり、他地域に比べ伝統的な風習も数多く、たっぷりと疲れも溜まりそうですからね。

ちりめん山椒はそんなときの味方でもあるのです。